2020年05月25日

こんにちは^^

私は名古屋でハウスクリーニングを営む花いちもんめの児玉　哲也です^^

そろそろ梅雨、初夏が始まりますね。

エアコンを付け始めた！と言う方も多いのではないでしょうか？

花いちもんめではおかげ様で連日エアコンクリーニングの作業が続いています。


一様にエアコンクリーニングと言っても業者によってやり方はいろいろあります。

１．簡易的に外してホース洗浄をする


２．カバー類は外して高圧洗浄

３．カバー、ドレンパン、ファンを外して完全分解洗浄

１．のホースでの洗浄は一般のお家でやる事はないと思いますが賃貸などの据え付けのエアコンなどはエアコンクリーニングの単価が出ない為この方法でやっていると聞いた事があります。※全てではない。

何でやろうとキレイになればいいと思うのですが、ホースだと圧がたりません。

なのでフィンの奥の方の汚れが取れず、悪臭が残ってしまう事があります。

見た感じはキレイになるので区別が付きにくいです。

２の方法が一番多い工法ですね。テレビCMなんかを見てもこの方法でやられています。

・この方法のメリットは

作業時間が速い。奥の汚れまで圧が届くのでほぼキレイに出来る。

・デメリット

室外に汚水がでるので庭木等を枯らす原因となる

ドレンパンの清掃が甘くなる

機種によっては圧が届かない箇所があって完璧に汚れを落とす事が出来ない

続いては今回作業してきた３番の完全分解洗浄

エアコンクリーニングの完全分解洗浄とは

ドレンパン・ファンを引き抜く事でエアコンの隅々までお掃除する方法です。

・メリット

完全に分解するので完璧にお掃除が可能

ドレンパンにも防カビ抗菌コートを施工可能

室外に汚水が流れないので庭木を枯らす心配不要

・デメリット

作業時間が長くなる

機種によってはドレンパンが本体と一体型で外れない事がある

ドレンパンを抜いてまた差し込みなおすので水漏れのリスクがある

今回は３番の工法で作業してきた写真があるのでご参考にしてください

この状態がドレンパンを引き抜いた画像

ここから下の風を送るファンを抜いていきます

この状態になればエアコンの隅々までキレイにする事が出来ます

外した部品がこちら

ファンを引き抜かないと上記の写真のファンの後ろ側のアルミフィンに直接水をあてることが出来ないので完璧にキレイにする事が出来ません。

しかし私たちでも全てのエアコンをこの完璧分解洗浄はやりません。

何故か？

リスクがかなり高いのです。

古いエアコンだとドレンパンが劣化していて割れてしまったりと外す部分が多ければ多いほど分解による損傷のリスクも増えていきます

エアコンクリーニングは一番難しいのが分解＆組み立てです。

これを見て素人の方が初めてエアコンクリーニングに挑戦して完全分解を目指すと高確率で損傷してしまうと思います。

今エアコンクリーニングをやられている業者さんも慣れないうちはファンが付いたままの洗浄の方が無難です。

それだけエアコンクリーニングは繊細なサービスです。

しかしチャレンジする事は大事です。

徐々にスキルを上げていって下さい。

一般の方がエアコンクリーニングにチャレンジする時は特に気を付けて下さい。

壊してしまったら保険などないので痛手の出費となります。。。。

私たちの様な業者は損害保険に加入していますので何かあった時は対応できるので安心です。

エアコンクリーニングの業者を選ぶ際は必ず

『損害保険に加入していますか？』

とお聞きください。

ちなみに私は年間約２００～３００のエアコンをクリーニングしていますが

今までエアコンクリーニングによる故障は０件です。（プラスチックの破損などはある）



皆様も是非エアコンクリーニングをして綺麗な環境で生活しましょう^^

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